えっちなテレフォンレディ

恥ずかしいこと、いけないこと、危ないこと数々を経験してきてそれらを人に話すこともありましたが、これだけは誰にも話さずに墓場まで持って行くと思っています。

てっとり早くお金が欲しかった時期がありました。まだ若かりし頃、見ていたレディースコミックの求人広告に女性専用テレクラスタッフを見つけ、高い時給に惹かれて電話をしてみることにしたのです。

求人内容は、男性会員相手にテレフォンセックスをしてもらいたいというものでした。

どうやって電話でえっちをするのかわからないままでしたが、会員が慣れているから任せればいいと言われ、その場で仕事を始めることになりました。

センターから会員の電話番号を教えてもらい、コレクトコールでつないでもらう方法です。

これからどうなるんだろうと、どきどきしながら呼び出し音を聞いたのを覚えています。

受話器の向こうから、はあはあと息遣いだけが聞こえました。お相手はすでにモードに入っている様子です。「私、○○コールセンタ……」と身分を明かそうとすると遮るように「俺、もう自分でして大きくなってるんだ。あとは、君の中に」と早口で言われたので、つられて「うん。入れて」と言ってしまいました。すると、吐息が激しくなって「君の中は熱くて締まっていて、気持ちいい」など言われるのでこちらもそれに対して○○さん凄い、壊れちゃう、もうだめ、などなどをあえぎながら返すことにしました。

やがて、お相手は果てたようで、実に気持ちよかったと言ってもらえたのをうれしかったりしたものです。その方は、以降、私を指名してくれるようになりました。

初仕事があっさり決まり、簡単に稼げるものだと思ったけれど、こういう人ばかりではなく、そんなあえぎ声じゃイケないと言われたり、SMのSになれという注文に上手に対応できずに泣きながらこちらから電話切ったこともあり、決して楽ではありませんでした。

お相手が上手だとこちらも本気になって感じたりもあったので、体的にも大変でした。

この経験だけは、誰が聞いても引いてしまうと思うので、誰にも言わずに墓場まで持って行こうと思っています。

2017年10月31日人妻ツーショット体験談


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